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ジュニア育成指導者研修会(ジュニア期の正しい栄養補給)

(一財)柏崎市スポーツ協会ジュニア育成指導者研修会

主催:(一財)柏崎市スポーツ協会   共催:柏崎市教育委員会

ジュニア期の正しい栄養補給  

                    

日時:5月8日(水)18:30~20:30

会場:柏崎市総合体育館 会議室

当協会の新規事業であるジュニア期の指導者研修会を実施しました。第1回は、5月8日(水)に、「テーマ:ジュニア期の正しい栄養補給」を、講師として管理栄養士・公認スポーツ栄養士である長谷川直子様をお招きし、実施しました。

まず、栄養素の役割や栄養補給の重要性を学び、その後、食品(献立)とその食品に含まれる栄養素について、お話しがありました。バランスの良い食事の献立を具体的に示してもらい、受講者にはよりわかりやすかったです。また、体づくりにふさわしい食品についても映像で具体例が示されました。

意外に栄養がある食品があることもわかりました。

次に、平日の練習前後の有効な食事の摂り方について、お話がありました。学校から帰宅し、練習までの間の、補食の方法や量について具体例から、理解することができました。

そして、試合前日や当日の食事の摂り方についても具体例から学びました。

さらに、運動時の水分補給についても説明があり、水分の好ましい摂取時間・量・温度等の説明がありました。熱中症対策として、すぐに実践する必要がある内容でもありました。

最後に、サプリメントの説明がありました。健全な成長期には、サプリメント(プロテイン)は、あまり必要ないとのことでした。

23名の参加者からは、以下の質問があり、講師の長谷川さんから適切なご指導がありました。

練習が7時から9時半まで行う日の夕食の摂り方はどうしたらよいか。(空手道)

学校から帰宅し、練習までの時間で、夕食が食べられれば一番良いが、無理の場合は、半分くらい食べ、残りを練習後に食べる。しかし、就寝時間を逆算して、食べる時間を決めていくことが重要である。

中学生時代食が細くて、たくさん食べられなかった。その場合、回数を増やした方が良いのか。(サッカー)

その方法で良いが、あまり多すぎても良くない。きちんと自分にあった食生活ができるようにする。

一回の食事量が増やせない場合、補食を利用して食事回数を増やす必要がある。ただし、学校の部活動など、補食を利用できず食事回数を増やすことが難しい場合は、エネルギーの多い食品、調理法などを活用し、必要なエネルギー量を確保する必要がある。

選手に、食べることも練習という指導が、負担になっている選手はいないのか。(野球)

コーチの何気ない言葉が負担となり、逆に食事をとれなくなった選手もいる。個に応じた指導が重要である。