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ジュニア育成指導者研修会(ジュニア育成の一般指導)

(一財)柏崎市スポーツ協会ジュニア育成指導者研修会

主催:(一財)柏崎市スポーツ協会  共催:柏崎市教育委員会

ジュニア育成の一般指導 

 

日時:5月15日(水)18:30~20:30

会場:柏崎市総合体育館 会議室

第2回ジュニア育成指導者研修会は、5月15日(水)に「テーマ:ジュニア育成の一般指導」について、Wakaスポーツコンサルティング株式会社代表取締役である若杉透様をお招きし、実施しました。

まず、指導者は、そのスポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える。こども・選手の夢をかなえてあげる。対象者を一番に考え、サポートする姿勢を忘れない。そして、なによりも指導者としてのやりがいを持ち続けること、コーチ自身が楽しむこと、であるとお話がありました。

次に、実社会で通用する人間教育・躾ができる指導者でなければならないと強調され、具体的には、集合解散・挨拶・返事・用具の準備や片付け・整理整頓・掃除・話を聞く集中力・人を尊重・人に親切・瞬時に動く気を使った行動・先読みの心・貴重品管理・・・等であると実践例から説明がありました。

そして、体罰やパワハラは絶対にやってはいけないことを強く語られ、「指導者と選手の間で信頼関係があれば許されるという認識は誤り」であることを繰り返し強調されました。

指導者が、質の高い、楽しい、面白い指導をすれば体罰など起きるわけがない。教えるために勉強し、常に自分が進化することの必要性を述べられました。2001年サッカーフランス代表監督ロジェ・ルメールの言葉である「我々は、学ぶことをやめたとき、教えることをやめなければならない。」を例に挙げ、決して自分の経歴や実績だけで指導してはいけないことを話されました。

最後に、良いコーチになるためには、本質的な部分に目を向け、対象者を一番に考え、大切にすることであり、自身の専門性を高めること、と熱く語られました。36名の参加者は、講習後は、晴れ晴れとした表情で、満足感で一杯でした。